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岩崎言語教育プログラム開発
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開発者紹介
Mikiko Iwasaki
岩崎美紀子プロフィル
学歴
都立日比谷高校を経て昭和47年東京女子大学数理学科卒業
職歴
 

翻訳業を経て、1985年より日本語教師、1987年より研究活動開始
独自の日本語教育、日本語教師養成システムを開発、改良を重ね
1992年、岩崎言語教育プログラム開発を設立、代表に就任

2005年7月 有限会社ILPD設立(2015年6月解散)
2012年5月〜 慶応大学SFC研究所研究員(日本語教育プロジェクト)
2015〜2018年 奈良先端科学技術大学院大学 物質創成科学研究科 非常勤講師  

資格
  1987年、第一回日本語教育能力検定試験合格
TOEIC 870、 TOEFL 633
活動
 

日本語教育、日本語教師養成、日本語教育教材開発
1992年より日本語教育、日本語教師養成事業、教材の改良と開発
1995年〜1998年、米国外国語教育学会CSCにてworkshop開催
1998年、情報処理学会にて発表
1999年より鹿児島大学非常勤講師(異文化コミュニケーション論)
2000年、(株)デジタルラーニングとe-learning教材を共同開発
2000年、早稲田大学MNCほか共催のシンポジウムにて英語教育法に関し発表
2001年、(株)東芝e-ソルーションとe-learning教材を共同開発
2002 年、 7月早稲田大学法学部一般教育科目
「文法理論入門I (素性論理に基づく統語論) 」にて招聘講師として講演
2002年、9月(株)東芝e-ソルーションのe-learning教材中国語化
2003年、3月 CIECへの応募論文(e−Learning開発報告)CD-ROM出版
2003年、5月 慶応大学SFC大学院「学習デザイン論」招聘講師として講義
2003年、6月 (株)クレデンシャル総合研究所と共同事業契約締結
2003年、11月 於東京、クラスレッスン(4名)とe-Learningの融合教育トライアル
2003年、12月 於ハノイ貿易大学、クラスレッスン(18名/4名)トライアル
2004年、6月 慶応大学SFC大学院「学習デザイン論」招聘講師として講義
2004年、6月末 (株) クレデンシャル総合研究所との共同事業契約解除
2004年、7、8月 三菱地所(株)の後援により丸の内MISJセミナー
「日本語再発見シリーズ」開催

2004年、8月 CIEC主催2004PCカンファレンスにて発表
2005年、2月 CICCおよびVINASA共催、於ハノイ12日間(19名)トライアル実施
2005年、3月 SMSの要請により於フィリピン12日間(15名)トライアル実施
2005年、4月 USCデジアークの要請により於東京8日間(3名)トライアル実施

2005年7月1日 有限会社ILPDを設立 取締役就任

2005年、8月 TGMCの要請により於天津12日間(15名)トライアル実施

2005年、10月 CICCおよびMCF共催、於ヤンゴン11日間(13名)ミャンマープロジェクトマネージャー向け日本語コース業務委託

2005年、12月 CICCおよびDPT共催、於ホーチミン12日間(14名)ベトナムプロジェクトマネージャー向け日本語コース業務委託

2006年、3月 ナレッジオートメーション(株)韓国人社員研修(5名)実施

2006年、5月 (株)AICON韓国人社員研修(58名)実施
2006年、8月 (株)AICONの依頼により韓国ソウルにて就職事前研修(30名)実施
2006年、9月25日〜12月15日 CICC国内研修(10名)
2006年、11月3日 日本教育工学会第22回全国大会「e-learningの有効性を高める要素に関する考察」「Introduction of a Systematic Language Teaching Method」
発表
2006年〜2008年 日産テクノベトナム社新入社員研修実施
(計三期、21名) 於ハノイ
2007年、8月4日 日本語教育学会2007年度研究集会
第6回「実践研究フォーラム」にてポスター発表(共同)
  (1)科学的アプローチによる日本語教授法
  (2)会話・作文力習得を目指す文法シラバス
2007年、10月、カナリア書房より「未来をささえる日本語力」icon を出版
2008年〜2009年 中国北京にて2期、計中国人教師13名育成
2008年、 8月6日CIEC主催2008PCカンファレンス、シンポジウム「情報技術と日本語」にパネリストとして参加  
2010年〜 慶応大学SFC 長谷部研究室の要請によりコンゴ(民)におけるプロジェクトに協力、参加 日本人教師3名育成
2011年6月〜 NHKインターナショナルの要請により国際放送テレビ番組 Meet & Speak Meet & Speak の監修担当 50回分放送中       
2012年、2月〜3月、コンゴ人教師育成のため短期集中教師養成講座 コンゴ人 3名、日本人教師2名部分認定 於コンゴ(民) 
2012年、10月〜12月、コンゴ人教師3名、正式認定 於東京
2013年、3月、短期集中教師養成講座、5名TA(WELCOME 部分教授可)認定 於コンゴ(民)
2013年、8月、短期集中教師養成講座、3名TA認定 於コンゴ(民)
2013年、11月〜2014年1月、コンゴ人教師3名正式認定 於鎌倉
2013年、12月〜2014年8月、NHKEテレ「使える!伝わる にほんご」テキスト執筆、番組講義部分監修      
2014年、6月中旬〜8月中旬、コンゴ人2名WELCOME教師認定 於鎌倉
2014年、10月〜11月、奈良先端科学技術大学院大学にてトライアル実施
2015年、6月、8月、12月とハノイに3度滞在し、ベトナム人教師を8名育成
2015年、10月〜12月、奈良先端科学字術大学院大学物質創成学科
非常勤講師として初級Tのクラスを担当、25名
2015年、10月〜1月の3か月間コンゴ人教師2名を日本に招聘
2016年、1月、8月とハノイに2度滞在し、ベトナム人教師を6名育成
2016年、10月〜12月、奈良先端科学技術大学院大学物質創成学科20名
2017年、12月 Udemy video教材制作開始
2018年、11月〜12月、奈良先端科学技術大学院大学、6名
2019年、8月12日〜16日 UWC ISAK JAPAN 教師10名(9カ国)
2019年、8月22日〜25日 UWC ISAK JAPAN   
高校1・2年生47名(43か国)教師5名
レッスン成果に関する詳細: 
2020年、4月〜7月 インドパンダルプルの理系大学対象にオンライン日本語授業 60名
2021年 12月〜 DRCコンゴのCCJ対象にオンライン教師養成講座 6名

論文その他
 

1995年
「結果の保証できる教育システムの条件」 日本認知科学会第12回大会
岩崎美紀子・大岩元(慶応義塾大学)
1995年〜1998年
米国外国語教育学会CSCにてworkshop開催
1997年
「日本語教授法『数の表現』」未発表
「日本語教授法『助詞と語順』」未発表
2003年 
「e-Learning日本語教育教材の開発報告-独自に開発した日本語教育システムMISJの紹介を兼ねて-」CIEC(コンピュータ教育利用協議会)よりCD-ROM出版
2004年 CIEC2004PCカンファレンス論文集
「日本語教育用デジタルコンテンツ開発報告」
2006年 日本教育工学会発表 (岩崎 美紀子* 高橋 大伴)
   1. 「e-Learningの有効性を高める要素に関する考察」
     (日本語教育用e-Learningプログラムを事例に)
   2.Introduction of a Systematic Language Teaching Method
2007年、8月4日 日本語教育学会2007年度研究集会
第6回「実践研究フォーラム」にてポスター発表(岩崎美紀子*大岩元*高橋 大伴)
   1.科学的アプローチによる日本語教授法
   2・会話・作文力習得を目指す文法シラバス
2008年、8月6日 CIEC2008PCカンファレンス シンポジウム「情報技術と
日本語」にパネリストとして参加
2011年〜2013年、NHKワールドで放映中のTV番組
"Meet & Speak"の監修・台本作成担当
2014年、4月放送開始NHK教育テレビ(Eテレ)日本語教育番組
「使える! 伝わる にほんご」のテキスト執筆
2017年12月〜2018年2月 清風情報工科学院の依頼により
「専修学校による地域産業中核的人材育成事業」の一環として
「みんなの日本語」初級T、Uの内容分析資料作成
2018年12月〜2019年2月清風情報工科学院の依頼により
「専修学校による地域産業中核的人材育成事業」の一環として
ビデオ作製「日本語教師のための学び直し講座」
2018年12月〜2019年2月清風情報工科学院の依頼により
「専修学校による地域産業中核的人材育成事業」の一環として
ビデオ作製「動詞の活用<「辞書形」から「ます形」>」

 

照会先
  慶応大学SFC環境情報学部 長谷部葉子准教授
清風情報工科学院 平岡憲人校長
奈良先端科学技術大学院大学 教育支援課 
小平桂一元日本学術振興会・ボン研究連絡センター長
 (元総合研究大学院大学学長、東大名誉教授)
大岩元慶應大学名誉教授
CICC(財)国際情報化協力センター
日産テクノベトナム社
JV-IT Co. LTD


メッセージ
 二十年程前は、MISJを普及させることで、日本の国際化に少しでもお役に立てればと思っていました。しかし、今は、日本の将来を支える鍵を握っているとの思いでいっぱいです。少子高齢化が進み、日本が深刻な人材不足に陥るのは目に見えています。外国や外国の人たちに頼らなければ今の生活レベルの維持はもちろん、発展も望めなくなるのではないか、そんな危機感を覚えます。  

 先進国はどこも皆日本と同じ問題を抱えていますから、高度な技術をもった人材の獲得競争に勝ち残れなければ、日本の未来はありません。そこに立ちはだかっているのが 「日本語」という壁です。残念ながら、日本人に他の国の言語を習得させることを期待できる状況にはありませんので、どうしても外国の方々に日本語を習得していただかなければなりません。

 仕事を海外に委ねるにせよ、人材を国内に迎え入れるにせよ、コミュニケーションの道具としての日本語が大きな意味をもつことは間違いありません。特に国内に迎え入れるとなれば、他の先進国が陥っているような異文化間の摩擦によって引き起こる様々な問題が生じるのを防ぐためにも、良質な日本語初期教育の必要性は極めて高いと感じます。

 今求められているのは、教養としての日本語能力ではなく、技術を生かす道具としてきちんと機能する日本語能力です。また、可能な限り速やかに、かつ確実にこのような能力を身につけられる日本語の教育法であり、それを実行できる教師です。

 やっとMISJのような教育法が強く求められる時代がきたと感じます。多くの方に

MISJの存在を知っていただき、活用していただきたい、心からそう願っています。

  2010年に始まった慶応大学SFC長谷部葉子研究室との共同プロジェクトが順調に進んでいます。完全なボランティア活動ですが、2012年にはMISJで日本語を学んだコンゴ人3名がMISJ日本語教師認定を受け、2013年にはそのコンゴ人に日本語を学んだコンゴ人3名が日本語教師認定を受けるまでになりました。短期間で日本語の初期教育技術を移転できることが証明できたのは大いに意義あることだと感じます。

  残念ながら学問界で認められるにはまだまだ時間が必要ですが、2011年から2012年にかけてNHK worldの放送番組制作にかかわらせていただく機会を得ました。2014年にはNHK Eテレの番組テキスト執筆もさせていただきました。今後も与えられた機会を大切に実績を着実に積み重ねていこうと思います。

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